ハワイらしい甘さと香りがたっぷり楽しめることが特徴のワイキキコーヒー。
お客様からどのように淹れると美味しくなりますか?とご質問をいただきます。
私たちも様々な抽出方法を日々試しているのですが、その中で「これは美味しい!」と思えるレシピがいくつかありますので、今回は特におすすめで、シンプル&誰にでもできるハンドドリップの淹れ方をご紹介します。
実は世界チャンピョンのレシピと8割くらいは一緒なので、ワイキキコーヒーだけでなく他のコーヒーもこのレシピなら美味しいと思います。笑
ぜひ美味しくワイキキコーヒーを楽しんでいただけたら幸いです!
ワイキキコーヒーのおすすめレシピ(ホットコーヒー)

とても簡単なレシピなのに本当に美味しいので、ぜひ真似してみてください。
このレシピは安定感の高さと、クリアでスッとした味わいになることが特徴です。
ワイキキコーヒーの豆の特性や焙煎度などからもレシピとしては1番合うかなと思います。
レシピの詳細
ワイキキコーヒーは、甘さと香りがしっかり出て、雑味と苦味が少ないと美味しいので、その特徴を活かすレシピ調整をしています。
温度は91℃としていますが、90〜92℃の範囲内でしたら大丈夫です。
- ワイキキコーヒーの豆の量・・・16g
- 挽き目・・・中挽き(豆で購入されている方は中粗挽きがおすすめです)
- 湯温・・・91℃
- 湯量・・・250ml(ブリューレティオ 1:15.6)
- 抽出時間・・・2分45秒
お湯の淹れ方
30秒ごとに50mlを注ぐだけと覚えていただければOKです。
注ぐスピードは1秒に6〜7mlを目安に中心から円を描くようにして、コーヒー全体にお湯を合計7〜8秒くらいかけて注ぎます。
- 1回目(0:00)・・・注ぐ量を少なめにすると「甘さ」が、多めにすると「酸味」が強くなります。
- 2回目(0:30)・・・同じ注ぎ方でOK、香りと酸味をしっかり引き出します。
- 3回目(1:00)・・・同じ注ぎ方でOK、甘みとコクの中核を作り出します。
- 4回目(1:30)・・・同じ注ぎ方でOK、苦味と深みを引き出します。
- 5回目(2:00)・・・同じ注ぎ方でOK、締めとして後味をクリーンにします。
お湯の落ち切りは3分以内くらいが目安となります。
ワイキキコーヒーのおすすめレシピ(アイスコーヒー)

アイスコーヒーの場合も、基本的にはホットコーヒーの淹れ方と一緒になります。
なるべく簡単にできるように、ホットコーヒーを氷で冷やす「急冷式」という方法にしています。
レシピの詳細
アイスコーヒーなので少ないお湯の量でぎゅっと成分を絞り出すようにしています。
同じく温度は91℃としていますが、90〜92℃の範囲内でしたら大丈夫です。
- ワイキキコーヒーの豆の量・・・17.5g
- 挽き目・・・中挽き(豆で購入されている方は中粗挽きがおすすめです)
- 湯温・・・91℃
- 湯量・・・175ml(ブリューレティオ 1:10)
- 抽出時間・・・2分45秒
お湯の淹れ方
アイスコーヒーの場合は、カップに100g程度(もしくは抽出量の40%)の氷を入れておいてください。
そして、30秒ごとに35mlを注ぐだけと覚えていただければOKです。
同じく注ぐスピードは1秒に6〜7mlを目安に中心から円を描くようにして、コーヒー全体にお湯を合計7〜8秒くらいかけて注ぎます。
- 1回目(0:00)・・・注ぐ量を少なめにすると「甘さ」が、多めにすると「酸味」が強くなります。
- 2回目(0:30)・・・同じ注ぎ方でOK、香りと酸味をしっかり引き出します。
- 3回目(1:00)・・・同じ注ぎ方でOK、甘みとコクの中核を作り出します。
- 4回目(1:30)・・・同じ注ぎ方でOK、苦味と深みを引き出します。
- 5回目(2:00)・・・同じ注ぎ方でOK、締めとして後味をクリーンにします。
お湯の落ち切りは3分以内くらいが目安となります。
ワイキキコーヒーのカフェも同じレシピ

実は今回ご紹介したレシピはワイキキコーヒーのカフェで実際に使っているものなんです。
コーヒー豆がシーズンによって旬のものを使うので多少の変更はあったりするのですが、基本的にはこちらの5投式(蒸らし+4投)にてご提供しています。
ドリップフィルターをリンスするなどのちょっとしたプラスアルファはありますが、お店の味をそのままご家庭でも楽しめる仕組みでないと意味がないというのが私たちの考え。
バリスタが淹れるから美味しい、コーヒーマシンが高価だから美味しいではなく、どこでも美味しいコーヒーになるように研究して作ったコーヒーです!
紹介したレシピでは、ホットコーヒーもアイスコーヒーも最終的にコーヒーの量が220mlくらい抽出してベストになるように調整していますので、同じ比率でさえあれば、変更するのも全く問題ありません。
このやり方が答えなのではなく、ご自身の好みに手を加えながら楽しんでいただけたら嬉しいです♪
